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掲示板過去ログ2

反面教師:典型的な情報弱者 - ay (2011-06-25 (土) 22:50:18)

以前に紹介したブログ主が絵画商法を妙に擁護することを不自然に思って調べてみた。

どうやら、このブログ主は、既に、買ってしまっているらしい。 買ってしまった人は、極端な擁護派に転換しやすい。 というのも、自分の買い物が失敗だったとは認めたくないからだ。 良く似たこととして、買った後でライバル商品等との製品比較を行なうのも、そうした心理の一種である。 「俺が買ったノーパソは他社製品より良い製品だ。俺の買い物は正解だった。」と信じたいわけである。 それをもっと極端にしたようなことが悪徳商法では起きる。

ブログ主には、そうなる前に、引き返す機会が何度もあったはずなのである。 ブログ主は、それらの機会を1つも活かしていない。 これでは典型的な情報弱者だろう。

販売者を安易に信用する節穴

それに騙されたとか不安って思いも無いよー
担当の営業さんを始め色んな方に良くして頂いたし、

他人に親切にして利益が得られるなら、善悪関係なく、他人に親切にできる。 カモに不親切にする詐欺師は居ない。 カモをないがしろにしていては、詐欺師の商売は成り立たない。 利益を得る当事者が親切であることは、その商売が信用できる根拠にならないのである。 (もっとも、詐欺的商法の世界では、一見すると一円の利益も得ないように見える人が、実は、多大な利益を得ていることもあるので要注意である。)

よって、「担当の営業さんを始め色んな方に良くして頂いた」ことは騙されていない根拠にはならない。 そんなことも分かってないようでは、世の中を見る目がなさすぎる。

某先生の不誠実さを見抜けない節穴

某先生の「私は信用してお仕事をやらせて頂いてる身ですので…と、これしか言えません」という言い回しは明らかに不自然である。 某ブログ主の解釈のように某先生が会社を本当に信用しているなら「ちゃんとした商売をしている信用できる業者です」のような言い方になるはずである。 そうした意味での発言なら「やらせて頂いてる身」や「これしか言えません」は明らかに不自然である。 とくに、「これしか言えません」では、まるで言えない何かがあるかのような言い回しである。 少なくとも、余計な事を言わないよう、最低限の説明に留める意思を表現していることは明らかだろう。

某先生の言う「信用」
某先生の言う「信用」は、「お仕事をやらせて頂いてる」のに必要な信用である。つまり、それは、明確に疑う理由がない限り新規の取引相手を暫定的に信用する原則における信用を意味している。某先生の言う「信用」は、前後の文脈から見て明らかに、「悪い噂もあるようだが私は清廉潔白だと信じている」という意味の信用ではない。

某先生は、故意に核心部分を答えなかったのである。

  • 露骨なまでに不自然な言い回しを用いて核心部分をはぐらかしている
  • 「完成物はとても綺麗」等の核心部分にならない部分で擁護する

何故、某先生は、このような露骨に不自然な言い回しを用いたのか。 それは、どこからどう見ても、責任逃れのためであろう。 「ちゃんとした商売をしている信用できる業者です」と答えて、後日、何か問題が発覚した場合は、擁護した自分の責任が問われてしまう。 何を根拠に、「ちゃんとした商売をしている信用できる業者」と断定したのかと。 だから、善意の第三者であることを強調するために、「『お仕事をやらせて頂いてる』段階では疑いを持つ情報がなかった、だから、業者の善悪は見抜けなかった」と言い訳しているのである。 そして、疑うことが難しいことを補強するために、「完成物はとても綺麗」と自分が分かる範囲内では疑う理由がないことを示し、「それ以外の難しいことは分かりません」と恍けているのである。

しかし、この業者が悪徳業者である可能性に気づいていなければ、このような露骨に不自然な言い回しでの予防線は張らないだろう。 つまり、某先生は取引先の疑惑に気づいていながら、取引先の疑惑について少しも調べず、自己保身を優先して、ファンを悪徳業者に売る真似をしたのである。 事実、このブログ主はまんまと騙されている。 これならば、まだ、「取引相手先の商売について当方は一切関知していません」と答えた方が誠実である。

以上のような事実を見抜けず、「作家さん自身が納得した」「物自体は信用出来る」と、作家が言っていないことを作家が言ったかのように解釈してしまうのでは、文章を見る目がなさすぎる。

絵画商法の警告の意味を理解しない節穴

ブログ主は、絵画商法に対する警告を知っていたはずである。 そして、ブログ主は、警告が杞憂に過ぎないと考える根拠を1つも見つけていない。 それで安易に絵画商法を信用するのでは、世の中を甘く見過ぎであろう。

おまけ

纏めると、2次元の業界に関わりつつ、とにかく稼ぎたい・・・
って感じになっちゃうのかな?(笑

絵画商法を擁護する人が「2次元の業界」入り込めば、業界が悪徳業者による狩り場になってしまう。 このブログ主の洗脳が解けないうちは「2次元の業界」に入ってもらいたくない。

絵師の責任 - ay (2011-06-25 (土) 22:49:02)

以前に、絵師は「同罪とまでは言えないが、一定の社会的責任はある」と書いた。 以下、ITOMARU's fort+ - 続・絵師の取り分より。

あきまん(安田朗) さんのツイートより

RT @akiman7: ギャラリーで絵を販売するとギャラの半分はギャラリーに入るとわかった。俺が10万円欲しければ20万円の値段をつけなければならない。でも10万円のためにアナログ絵は描かないので20万円の絵は存在しないことになる via ついっぷる/twipple 2011.03.05 08:34
RT @akiman7: だが20万円欲しければ諸費用を考えて42万5千円になる。そんな絵誰も買わないだろ。42万円級の絵を描こうとなると1ヶ月はかけてやろうとおもう、すると給料は20万円だ。色々成立しにくいね via ついっぷる/twipple 2011.03.05 08:37
@itomaru: アールビバンの額装高額複製画は二十万〜から百数十万の売値で原画家の取り分は5%だけどね http://art.saloon.jp/fair_price.html via ついっぷる/twipple 2011.03.05 21:25
@itomaru: 昔カプコンもどっかの販社と組んで、原画展とセットの高額額装複製画販売をやってたけど、あれはカプコンが権利をもってる原画を使ってたから、絵師さんは業務としてサインを入れるけど使用料はもらってなかったと思う(多分) via ついっぷる/twipple 2011.03.05 21:28

あきまん直筆カプコン人気女性キャラの描きおろしエロ絵なら、50万でも買う奴は結構いるだろうけど、そうなると当然カプコンにも権利が発生するし(しかも下手すると…つか、下手しないでも絵師より取り分が多かったり)、キャラクターイメージを損なうような絵には許可が下りないだろうし。
あきまんさんのオリジナルキャラの絵の場合、かなりコアなファン以外は買わないだろうし。
「ふゆまん」みたいなドエロ画は需要があるだろーけど、画廊で売ると西武デパートのサブカル展電突中止騒ぎのような事になりそーだしw
しかし42万円で売るだけの価値のある絵を描くには一ヶ月はかけなくては…と考えるあきまん氏のアーティストとしての矜持は美しいと思う。

あきまん氏は1枚絵について「色々成立しにくい」と言っているが、では、版画ではどうか。 「ギャラの半分はギャラリーに入る」で、販売価格も作家も取り分も同じ前提であれば、5エディションで作家は100万円の取り分を得ることになる。 10エディションなら200万円だ。 これなら、「1ヶ月はかけてやろう」とすれば、十分に成立するのではないか。 では、純珪一氏が暴露した数値(「ロイヤリティは価格の5%」で)ではどうか。

  • 10エディションで21.25万円
  • 20エディションで42.5万円
  • 30エディションで63.75万円
  • 40エディションで85万円
  • 50エディションで106.25万円

企画書にあるように、サイン入れが「お客様よりお申し込みのあった枚数分」で支払いが「サイン入れをして頂いた月の月末締め」が事実であれば、販売契約が成立した数量しかロイヤリティが支払われない。 ということは、50エディション刷っても、10枚しか売れなかったら、作家の取り分は21.25万円となる。 よって、飛ぶように売れる作家でもなく、かつ、あきまん氏並の「アーティストとしての矜持」と持つ作家であれば、アール○ュネス方式でも「色々成立しにくい」と言えるだろう。 数十万円の版画が1作品当たり何十枚も飛ぶように売れる作家はそうそう居ないだろうから、アール○ュネスに参加している殆どの作家は、あきまん氏並の「アーティストとしての矜持」を持っていないということになる。 「アーティストとしての矜持」を捨て去ってしまえば、「知ってる人は知っている」クラスの作家にとってアルバイト程度にはなろう。

反論対象の文意を逆に捉えている事例 - ay (2011-06-24 (金) 18:49:50)

この掲示板の記事への反論のつもりのようだが、どうやら、このブログ主は2つの「信用」の意味を逆にとらえているようである。

何らかの裏付けに基づいた信用
一般の社会通念における信用
取引開始時の暫定的な信用
ビジネスの世界における免責のための「信用」

確かにビジネスにおけるお堅い感じの「信用」って意味では違う。
「ブログでは某先生の言う「信用」が何らかの
裏付けに基づいた信用であるかのように読める。」
そう読めてしまったなら自分の表現不足・・・
元々、法律がどうとかそんな堅いコトを意識して
尋ねてもいないし、書いてもない^^;;

「ビジネスにおけるお堅い感じの『信用』」が何を意味しているかは不明確である。 しかし、それはどう読んでも一般の社会通念における信用を意味する文言には見えない。 「お堅い感じの『信用』」が免責のための「信用」を意味するなら、ブログ主は2つの「信用」の意味を逆にとらえている。

あのブログにおいてブログ主の言う「信用」が意味するは、一般の社会通念上の信用を意味しているとしか解釈のしようがない。 ブログ主の言う「信用」を「ビジネスにおけるお堅い感じの『信用』」と「読めてしま」う人は皆無だろう。

一方、某先生の言う「信用」が、ビジネスの世界における免責のための「信用」であって、一般の社会通念における信用とは違う意味で用いられていることは明らかである。 一般の社会通念における信用とは掛け離れているという意味では、某先生の言う「信用」こそ「お堅い感じの『信用』」であろう。

ただ単純に「物自体が●先生の納得された物か」ってのを確認しただけで、 「商品価格や販売方法」について尋ねたつもりは無い。

ここで言う「物」は販売されている商品である。 よって、「物」に対する「納得」とは、当然、商品としての「物」に対する「納得」、すなわち、商品に対する「納得」を指す。 商品に対する「納得」は、当然、その「商品価格や販売方法」も込みの評価である。 例えば、千円相当の商品として「完成物はとても綺麗」だったとして、それが何十万円もの価格で販売されていた場合、その商品に対して納得などできるわけがない。 それなのに、ブログ主は、「納得された物か」どうかと「商品価格や販売方法」を切り離せる理由を明確にしていない。

「自分の好きな作家さん自身が納得した物なら
物自体は信用出来るんじゃね?」
って感じの意味で「信用できる」と。

原文には「完成物はとても綺麗」とは書かれているが「作家さん自身が納得した」「物自体は信用出来る」とする記述は全くない。 むしろ、原文では「高い物ですので、不安にはなりますよね(´・ω・`)」と販売価格については疑問の余地があることを暗に匂わせている。 そして、某先生は、悪徳商法の可能性を暗に匂わせつつも、商品に対して納得したかどうかの明言を放棄することで責任を放棄しているのである。

にもかかわらず、このブログ主は、原文の趣旨と180度違う解釈をし、「作家さん自身が納得した」「物自体は信用出来る」と某先生の主張にない記述を行なっている。 それに対して、この掲示板ではブログ主が言ってるようなことを作家は一言も言っていないと指摘したのである。

そして今回の掲示板の書き込みについては、
俺に関しては別に何を書かれても構わないけど、
●先生に対しての批判的な書き込みは許せない。
具体的には、「某先生の不誠実さ」って部分。
先生に対して失礼極まりないし、
今回の場合は自分が尋ねたのが原因で、
こんな書き込みをされてしまったコトに。

例え、「自分が尋ねた」ことが切っ掛けであろうとも、発言自体が本人の物であるならば、その発言の責任は発言者に帰属する。 某先生は、答えるべきことをはぐらかし、責任逃れをしただけに留まらず、悪徳商法に加担する発言を繰り返している。 これは、このブログ主ではなく某先生に帰属する責任であり「某先生の不誠実さ」である。 人として間違った言動をしている人に対して、それは人として間違っていると指摘することは、失礼でも何でもない。 それが失礼だと言うなら「●先生に対しての批判的な書き込みは許せない」とするブログのエントリーも「失礼極まりない」はずである。

そして、書き込みに書いてある
「ここで疑義が生じたことは、
取引相手の商品価格や販売方法の妥当性である」
に関しても上で書いた通りズレている。

このブログ主が2つの「信用」の意味を取り違えているのだから、ズレているのがブログ主の方であることは言うまでもない。

補足

以下は「反論対象の文意を逆に捉えている事例」とは関係がないので、別に分けた。

欲しいと思った物は欲しい。
それを手に入れるには、
それに付いている値段分の金が必要。
それが払えるのか払えないのか。
これだけ。

「それ」がその商品と寸分の違いもなく同じ物を指すならば、その業者の独占販売である以上、「それを手に入れるには、それに付いている値段分の金が必要」となるのは当然のことである。 しかし、その商品と同等の商品で良ければ、「それに付いている値段分の金」よりも遥かに安い価格で手に入る。 例えば、絵師100人展には、絵画商法に絵を提供している作家も多数参加したが、一部作品を除いて展示作品と同じ用紙、色味にて印刷されたB2版版画が2万円で販売されていた。 参考までに、絵師100人展にはこのブログ主が崇める某先生も参加した。

世間的な価値とか価格の妥当性とか関係無い。

「世間」が購買対象者以外を指すなら「世間的な価値」と「価格の妥当性」は全く関係がない。 そして、「欲しいと思った物は欲しい」がその商品における価値であり、正しい知識と自身の価値観に基づいて購入者が自発的につける価格こそが妥当な商品価格である。 あるいは、経費的にその価格で売らなければ適正利益しか得られない価格も妥当な商品価格であろう。 正確に言えば、この2つのいずれか高い方が妥当な商品価格である。

一方、絵画商法において「それに付いている値段」は、いずれの価格よりも遥かに高い。 もちろん、一人や二人なら、正しい知識を持っていても自発的に「それに付いている値段」と同等の値段で買うマニア馬鹿も居るだろう。 しかし、誤った情報による誤認を利用して騙したり、強引な押し売りをしない限り、「それに付いている値段」では大量に売れ残りが発生する。 つまり、「それに付いている値段」では供給過剰となるのであり、供給過剰であれば購入者の自発的意思によって値段が釣り上がることはない。

この2次元の世界に限れば、
「世間的な価値」とか「価格の妥当性」とか言い出したら、
殆どが手に入らなくなるんじゃ無いかな?

先に述べた通り、「世間的な価値」はブログ主が持ち出した概念なので、本件とは全く関係がない。 そして、「価格の妥当性」とは、正しい知識と自身の価値観に基づいて購入者が自発的につける価格と比較して妥当かどうかである。 よって、「価格の妥当性」は「殆どが手に入らなくなる」には繋がらない。

それに大抵のこの世界に生きる人たちは、
明らかに「世間的な価値」より高かったとしても
そのキャラクターとかが好きで、
物自体が欲しいと思えば、
それが払える金額なら買う気がする。
物だけで見れば安い物なのに、
2次元の女の子が付いたら跳ね上がるなんてざらだし・・・^^;

先に述べた通り、「世間的な価値」はブログ主が持ち出した概念なので、本件とは全く関係がない。 そして、ここで論じていることは「それに付いている値段」が購入者による自発的価格と比較して妥当かどうかの話であって、少数の例外を持ち出すのは見当違いである。 もちろん、一人や二人なら、正しい知識を持っていても自発的に「それに付いている値段」と同等の値段で買うマニア馬鹿も居るだろう。 しかし、そのことだけをもって「それに付いている値段」が購入者による自発的価格と比較して妥当とは言えないのである。 ただし、一人や二人のマニア馬鹿によって買い占め可能な希少品であれば、当然、マニア馬鹿の付けた値段が妥当な価格である。 だが、一人や二人のマニア馬鹿では販売予定数量の一部にしか買えない程度の数量では、一人や二人のマニア馬鹿が出す値段は、購入者による自発的価格の平均との隔たりが大きい。 比較論としては、当然、販売予定数量における購入者による自発的価格の平均(競り負けた人=買えない人の自発的価格は含まない)で比較するのが妥当である。 以上により、ブログ主の主張は、「それに付いている値段」が購入者による自発的価格と比較して妥当と言える根拠にはならない。

参考

purchase_recommended_price.png
  • 2011-06-24 (金) 20:49:59 ay : 当初は侮蔑的表現を避けようと「マニア」を使ったのだが、それでは文意が誤って伝わる危険性があると気づいたので「馬鹿」に修正した。また、「マニア」と表現すると常識あるマニアを侮蔑することにもなりかねない。
  • 2011-06-25 (土) 00:37:21 @@@ : 噂のブログ主です。わざわざ自分なんかの記事に突っ込んで頂き恐れ入ります。記事を書いた次の日には更新されていたので、さすがに驚きました。仰られている通り自分「馬鹿」なので↑で書かれていることも難しすぎて今一ピンときていません。。流石に理解出来なさすぎな状態なので、この書き込みに対しての記事は今のところ諦めることにします。。ただ1つ言えるのは、自分はそんな難しいコトを考えて生きていないと言うことくらいです・・・ と言うわけで、今回の突っ込み有り難う御座いました。 ここまで難しく突っ込んでもらう経験なんて滅多に無いので良い経験になりました。
  • 2011-06-25 (土) 14:50:37 ay : いったい何が難しいのか理解不能です。「信用してお仕事をやらせて頂いてる身としか言えない」では信用しているとは言っていないし、「完成物はとても綺麗」では納得しているとは言ってない、と、たったそれだけのことです。素直に「信用しています」と言わずに「これしか言えません」と遠回しな言い方をする理由を考えれば自明の理でしょう。
  • 2011-06-25 (土) 15:24:56 ay : 説明のためのグラフを追記。

事実の抜粋が事実に反する事例 - ay (2011-05-21 (土) 03:09:50)

実際についったーにて●●●先生に確認してみたよー
(●先生、お忙しい中ありがとうございました!)
要約すると・・・
「信用してお仕事をやらせて頂いてる」
「色々チェックさせて貰ってますが、完成物はとても綺麗でしたよ!」
とのこと!

作家さん側からは、信用されているみたいー
それに少なくとも今回の●先生の版画については、
●先生が納得された物ってことも分かったから、
とりあえずは安心かな?

このブログを読むと「作家さん側からは、信用されている」という事実が存在するかのように見える。 しかし、「実際についったーにて●●●先生に確認してみた」の原文を見ると、その某先生が言っている内容は全く違っていた。

原文

お疲れ様ですー●先生にちょっとご相談が・・・お忙しいところ申し訳ないのですが、 http://bit.ly/lSAyde ←の記事を読んで頂きたいです。 自分の書いた記事なのですが、●先生が来月、アール○ュ○○で出される版画の件で悩んでいます。。


ブログの件ですが、私は信用してお仕事をやらせて頂いてる身ですので…と、これしか言えません。 多分、他の作家さん達も同じだと思います(^ω^)最終判断は*****さん次第だと思いますよ。 …って、相談の解決にならないとは思いますが、スミマセン!


まあ…高い物ですので、不安にはなりますよね(´・ω・`) 色々チェックさせと貰ってますが、完成物はとても綺麗でしたよ!


お返事ありがとうございます! 「作家さん本人である●先生が信用・納得された物」ってことがハッキリしただけでも、物自体はきちんとした本物だと分かったので十分です^^ 若干、間の疑問が残りますが・・・ 後は先立つ物と相談してみます^^;;

原文を読むとブログとは「信用」の意味が全く違うことが分かる。

ビジネスの世界では、疑う理由のない相手は暫定的に信用する慣習がある。 そして、その慣習に従った場合は、取引相手の不正の法的責任を問われない。 道義的には疑問を差し挟む余地のある慣習であるが、法的にはそうなっている。

一方で、疑う理由が発生したにも関わらず、取引を継続した場合、取引相手の不正について法的責任を問われることがある。 この場合、法的責任を問われなくても、社会的責任を問われることは間違いない。 だから、まともな人・企業は、防衛手段として、疑いのある取引相手について調査を行い、その疑いが真実である可能性が高ければ取引を中止する。

さて、このケースであるが、ブログでは某先生の言う「信用」が何らかの裏付けに基づいた信用であるかのように読める。 しかし、某先生が言う「信用」が取引開始時の暫定的な信用を指していることは明らかだろう。 「と、これしか言えません」と遠回しの言い方を採用していることや、商品価格や販売方法の妥当性について言及していないことから、某先生が言う「信用」は何らかの裏付けに基づいた信用ではない。

某先生の不誠実さ

某先生の言ってることは言い訳になっていない言い訳である。 取引開始時の暫定的な信用を言い訳にしているが、取引相手を疑う明確な理由が発生したのだから、それは既に意味を為さない。 商品価格や販売方法の妥当性等を調べるなど、一定の裏付けに基づく「信用」を論じるなら意味があるが、意味を為さなくなった取引開始時の「信用」を持ち出しても意味がない。 少なくとも、自己保身を図ろうとする本人以外には。

ここで疑義が生じたことは、取引相手の商品価格や販売方法の妥当性であるが、それについては一切答えていない。 それどころか、商品価格や販売方法の妥当性について誤認させるような言動まで行なっている。

  • 「最終判断は*****さん次第」→あたかも、販売方法の問題ではなく価値観の問題であるかのように誤認させる
  • 「完成物はとても綺麗」→価格に見合った価値の有無については明言を避けつつも、あたかも、商品価格が妥当であるかのように誤認させる

こんな言い訳にならない言い訳をし、余計に悪徳商法に加担するくらいなら「商品価格や販売方法については取引相手の責任であり当方は一切関知していません」と言った方がマシである。 この某先生の対応は極めて不誠実と言えよう。

“版画”の適正価格と作家が甘い汁を吸ってない証拠 - ay (2010-12-28 (火) 00:48:08)

K-BOOKSオリジナル作品プレミアムジークレー30ED通販\20,000-は以下の点で非常に模範的な“版画”*1販売である。

  • ネット上で価格を明示して通販を行なっている
  • 宣伝文句に誇大表現が全くない(「プリント技術」と工業印刷であることを明示しているし、「アルシュ水彩画用紙」「額装」「直筆のサインとエディションナンバー」「作品保証書」等も事実関係の具体的な明示である)
  • 常識的価格設定の範疇である(市場価格と比較すれば高額であるが、経費+適正利益の範囲内であるとも認められる)

某アー○○ュネスに出品している作家のオリジナル作品も2万円。

印税率の算出根拠 - ay (2010-10-31 (日) 18:58:22)

ITOMARU's fort+ - 絵師の取り分より。

10年くらい前にYahoo!の悪徳画商トピでの議論を眺めていたらこんな会話があった。
直筆一枚絵を販売する際、画家の取り分は売値の5割が基準。
画家と画廊の力関係で変動はあるが、それでも画家4:画廊6くらいが下限。
(そのトピでは「東京は地代が高いからウチは3割何部」と発言していた人が「悪徳画商」呼ばわりされていた)

「開運!なんでも鑑定団」で高額のお宝が出た際、司会者が鑑定士に「じゃ、○○さんの店に持ち込んだらこの値段で直ぐ引き取ってもらえるという事ですか」と聞くと、日本画の画廊もオタク系グッズ店もアンティーク業者も一様に、「この値段で引き取って倍付けで店に出す」と答えていた。仕入れの倍額売りというのが、この業界の基準らしい。


そんな訳で、ジュネスやらの萌え複製版画が本当に「美術品」で、「将来は美術館に飾られるべき作品群(西又葵展でのセールストークだそうな)」と自負しているのなら、売値の3割以上は絵師にやらないとなぁ。
「キャラクターグッズの印税」としてなら、5%は業界基準値より多目ではあるけどね。

何故、キャラクターグッズの印税が5%で、美術品の画家の取り分が売値の5割なのか。 これは、両者の販売価格の違いが主な原因である。 キャラクターグッズは数百円〜数千円で販売される。 一方で、美術品は安物でも数万円であり、高い物はもっとする。 しかし、経費は販売価格に比例しない。 そのため、キャラクターグッズに占める経費の割合は多く、美術品に占める経費の割合は小さい。 また、美術品の場合は、画家が直接画廊と取引するケースが多いため、取り分を折半する関係者が少ない。 結果として、販売価格から経費を引いた残りを関係者で折半すると、キャラクターグッズは約5%、美術品は約3〜5割となるのである。

この辺りの事情は絵画商法でも変わりはないはずである。 しかし、絵画商法では、関係者が取り分を折半しない。 絵画商法では、絵画業者がゴッソリと甘い汁をかすめ取った残りカスだけを絵師に与えている。 他人の褌で相撲を取りながら、甘い汁だけは独り占めする。 それが、絵画商法の実態である。

罪・・・ - 署名 (2010-10-21 (木) 22:40:32)

また、また発見、エターナルジャーニー!購入された方、セールストークで、ラッセンの創造した作品とか、 オリジナル商品とか言われて買われた方は直ぐ、消費者センターへ! 5段目の一番右 http://www.gettyimages.co.jp/Search/Search.aspx?contractUrl=2&language=ja&family=creative&assetType=image&p=%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9#3

まだまだ・・・ - 署名 (2010-10-21 (木) 12:01:23)

管理人さんへ

まだまだ、沢山詳細知ってます。上場廃止にも出来ます。 連絡取りたかったら、何らかの方法で連絡下さい。

セースルトークにご注意 - 署名 (2010-10-21 (木) 01:29:12)

http://www.gettyimages.co.jp/Search/Search.aspx?contractUrl=2&language=ja&family=creative&p=%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%81%84%E6%B5%B7&assetType=image#1 9段目の右から2番目、前回の新作の背景がこの写真そのもの、もしラッセンが他人の写真を元に描いてると言ってたら、大罪だね。ドルフィンシルエット、エターナルジャニー、などこのゲッティーイメージから製作してるので、もしセールストークでラッセンのオリジナル作品として説明され買われた顧客は詐欺罪で告訴できます。もちろん返品後、関係者は刑務所行きです。裁判で使って下さい。2ちゃんねる告発すると新作の画像を消してしまいます。みなさん来日展でこの画像をプリントして見比べてください。ドルフィンシルエットは相当売れた商品なので、もし他人の画像を小銭で買って、イルカのシルエットを加えた合成版画です。ラッセンのオリジナルと言われて買われた方は、その販売員は詐欺罪が適用されます。

絵師は同罪か? - ay (2010-09-24 (金) 11:50:13)

結論としては、同罪とまでは言えないが、一定の社会的責任はある。 多くの絵師は、絵画商法で甘い汁を吸っているわけでもない。 また、悪徳商法に加担しようとする意思があるわけでもない。 ただ、絵画商法の悪徳さ等を分かっていないだけである。 しかし、ビジネスである以上、知らなかったでは済まない。 故意性が無ければ刑事責任は問われないまでも、道徳的責任を免れるわけではない。 とはいえ、その責任がどれだけ重いかと問われると微妙としか答えようがない。

尚、甘い汁を吸いたいがために絵画商法に加担している作家もいないとは断言できない。 しかし、甘い汁を吸うつもりなら、数%程度の印税で納得するはずが無いのである。 一般的な著作物では、作家の取り分は10%前後である。 それらに比べ製造原価も安く、中間マージンも不要なのだから、当然、一般的な著作物より印税は高くなって当然である。 少なく見積もっても、作家の取り分は30〜40%程度あって然るべきだろう。 絵画商法では、絵画商法会社だけが甘い汁を独占して、作家の取り分が不当に安く抑えられているのである。 甘い汁を吸いたいガメツい作家なら、このような人の褌で相撲を取る行為を見逃すはずがない。 よって、数%程度の印税しかもらっていない作家は、甘い汁を吸う目的とは考え難い。

では、絵画商法に加担する絵師の目的は何か。 「知ってる人は知っている」クラスの絵師の事情については、以前に説明した。 今回は、大御所作家について説明しよう。

大御所作家の事情

多くの場合、大御所作家が絵画商法に加担しているのは、変な使命感に捕われているからだろう。 マンガ家にしろ、絵だけを書く人にしろ、この業界の作家の待遇は良くないと、多くの作家は認識しているようだ。 まともに飯が食えるのは頂点に登り詰めた一握りの人間だけであり、底辺層の待遇はかなり酷い。 佐藤秀峰氏は、トップクラスでも、トントンだと主張している。 大御所作家も、下積み生活を経験しており、底辺層の待遇をよく知っている。 とくに、マンガ家の場合、アシスタントからマンガ家になるケースも多く、マンガ家同士の交流が多い。 それ故、大御所作家の元に、売れない作家の不満が集まって来る。

という状況下においては、大御所作家は「作家という職種の地位の向上を図らなければならない。それが出来るのは俺たち大御所だけだ。」という使命感に捕われるのだろう。 そうした使命感は何ら問題ではなく、むしろ、底辺層のために使命感に従うことは好ましいことである。 しかし、一部、暴走した大御所作家は、その方法を誤ってしまった。 「作品が高額で取引されるようになれば、作家の地位も上がるはずだ」と思った大御所作家が、絵画商法に加担したのだろう。 たしかに、作品の市場価格が上がるなら、作家の地位は向上するだろう。 しかし、絵の価値を向上させることをせず、一方的に高額な値段を設定し、押し売り的手法で売る、そんなやり方で作家の地位が向上するはずがない。 むしろ、逆効果だろう。 しかも、数%程度の印税では、絵画商法会社が甘い汁を吸うだけである。 最後に残るのは、作家への悪評だけだ。

本気で作家の地位を向上させたいなら、もっと真っ当なやり方が必要である。 IT等を有効利用し、コストをかけずに販路を拡大し、埋もれた需要を掘り起こす。 そうした地道な努力が作家の地位向上につながるのである。

絵師を叩く人

実は、絵師を執拗に叩くのは、絵画商法工作員ではないかと疑っている。 その目的は、絵画商法への批判を絵師に転嫁すること、そして、絵画商法批判の信用を低下させることだろう。

ハッキリ言って、絵師を叩いても意味がない。 甘い汁を吸っていない以上、絵師は絵画商法の元凶ではない。 そして、絵画商法会社に取ってみれば、候補となる絵師は掃いて捨てるほどいる。 絵画商法に協力する絵師をいくら潰しても、絵画商法は無くならないのである。 叩くなら、絵画商法会社を叩くべきだろう。

  • 2010-09-24 (金) 11:56:42 ay : 以上、もう少し詳しく調べてから、専用ページにまとめようと思っていたネタである。急遽、投稿する必要性を感じたので、突貫的にまとめてみた。
Last modified:2011/07/28 00:15:17
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*1 ジークレーと書いてあるが版画とは書いてない